統合型リゾート推進法案 略してIR法案が修銀を通過した。 これに伴い、ニュースではcasinoが日本に生まれることについての是非、casinoのメリットやデメリットなどが報じられている。
今さらながら、IRとはIntegrated Resortの略。 それぞれの単語は Integrated ・・・ 統合された Resort ・・・ 保養地、盛り場、観光地、行楽地
こんな意味。
それでは、なにが統合されているのか。そうcasinoだけではないということ。
以下は、ネバダ州のラスベガスの画像。
[caption id="attachment_2004" align="alignnone" width="300"] New York, New York Casino
Traffic flying by on the strip.
Las Vegas, Nevada[/caption]
みたとおり、casinoだけではなことがわかる。ホテル、レストラン、商業施設、映画館、遊園地などがひしめいている。 もちろんcasinoも複数存在する。
日本でcasinoが成功するかなんてわからん。 パチンコがよくcasinoと引き合いにされる。 パチンコはあくまで遊技という位置付けなのに引き合いに出されるのはちょっとおかしいと思う。 実際のところ、パチンコは遊技という名のギャンブルなのはわかるんだけど。 表向きでは、パチンコはギャンブルではないことになっているし、ここ最近の国会でもパチンコはギャンブルではないと言い切った場面があった。
パチンコは、ギャンブルではなということを公言したのにもかかわらず、IRの話がでるたびに引き合いに出されるパチンコ。 なにもギャンブルはパチンコだけではないでしょう。 競馬もあれば競輪もある。 これはもう世間一般では、パチンコはギャンブルというイメージが根付いていて、身近な存在であることにほかならない。 さらにいえば、ギャンブル依存症の引き合いに出されるのもパチンコだ。ギャンブル依存症の問題だって、クリアできていない。 パチンコが遊技の体をなしていないことは、国民は分かりきっている。 パチンコはギャンブルなのか遊技なのかの議論は無駄のひとこと。 警察は換金行為はないとのたまっているが。無駄な抵抗。不毛な議論。
行政としては、公営ギャンブルと一線を画したいのは分かるが、3店方式で換金をクリアしようが、結局、ほとんどのお客さんは換金目的なんだから。 パチンコ店で買ったお客の動向を見ればわかること。
同法案は参院でも通過されるだろうが、これはもうほぼ通過でしょ。 あとは詳細なルールの制定、ギャンブル依存症をどうするかをゆっくり時間をかけて、日本でcasinoが成功することを考えたほうが良い。