昨日は、男たちの挽歌1・2を視聴。
チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャンのスターらが出演するヤクザ映画。
任侠・友情がテーマと感じる映画だ。昔は任侠の精神が重んじられたが、時代の流れとともに、いつの間にか任侠の精神が薄くなってしまった。任侠とは、本来、仁義を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけず、彼らを助けるために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指すことだ。
任侠精神が薄くなった組織内の組員達は金や権力を持つ人物側につく。恩があっても平気で裏切る。悲惨な出来事は裏切り、裏切られの連鎖からもたらされる。
チョウ・ユンファとティ・ロンはお互いに信頼しきった仲だ。どんなことがあってもお互いを信じる。一方で、任侠の精神を持つとはとても言い難い幹部達は組長をそそのかし、のしあがっていく。そのような根回しをする幹部達は、たいてい頭が切れるタイプ達だ。
任侠、これを知るにはこの映画をおすすめしたい。