またしても観てしまった「酔拳2」。1994年に公開された作品ですが、酔拳1が1978年公開ですので、16年ぶりの続編なんです。
1970年代は、ジャッキーが「◯◯拳」というタイトルの映画をたくさん世に出しました。このときのジャッキーは、真面目のなかの面白さ、無骨、発展途上そんなキーワードの映画が多いイメージです。
酔拳2は、悪いものをやっつけるというただのヒーロー話とは違います。最初にこの映画をみたときは、なにも考えずにジャッキーのカンフーを楽しんでいただけでしたが、久しぶりに見ると、この作品には他の要素も含まれていたことが分かりました。
当時、香港はイギリス領でしたが、古来中国の国宝をイギリスに搾取されることに異を唱えることも映画では描いています。本当にイギリスが中国の国宝を持ちだして、大英博物館とかに飾っていたのかどうかは不明ですが。
本作品にはジャッキーのほかに有名な役者さんも出演していますが、ジャッキーの母親役で出演していたアニタ・ムイさんは子宮頸がんにより40歳（2003年）で亡くなっています。
