昨日は、2012年公開作品「トータル・リコール」を観ました。
まずは出演者情報から。
1990年に公開されたトータル・リコールを、コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセールらが出演しています。
初代トータル・リコールの主演はアーノルド・シュワルツェネッガーでしたが、本作のコリン・ファレルもなかなかの肉体美を披露しています。
本作品で出演するケイト・ベッキンセイルは、初代トータル・リコールのシャロン・ストーンに負けない悪妻ぶりを発揮していましたね。
作品内容は、初代のリメイクと言われていますが、設定を結構いじっています。っていうか、もはや新しい作品といってもいいかもしれません。
初代のトータル・リコールは火星を人類が住める環境にするのが話しの大筋でありました。しかし、本作品では化学兵器によって地球の大半が住めなくなってしまう未来の地球が舞台になっていて、貧困層らが住むコロニー(オーストラリア)VS富裕層が住むプリテン連邦(ヨーロッパ)という構図になっています。
貧困層に住む多くの労働者はブリテン連邦に働きに出かけるのですが、オーストラリアからヨーロッパまでの移動手段が面白い。
なんと地球に穴を開けて、オーストラリアからヨーロッパまで直通させて移動するのですが、マントル付近で重力が逆転し、宇宙のように体が浮くというのが新たな発見でした。
話としては、火星に人類が住めるようになる初代のほうが夢があるので、初代のほうが好きですね。
初代作品に使われたシーンに似せたシーンも少しありますので、それを発見するのも楽しいかもしれません。