今年は台風が道内に数回上陸しているが、昨日上陸した台風は特に道内各地にさまざまな被害をもたらした。昨日はその台風による被害をまさに体感した。
昨日はちょうど帯広に出張の予定があり、夕方頃に札幌を車で出発。高速で道東道を走行中、電光掲示板に占冠ICから先が通行止めの表示。仕方なく占冠ICで高速を出て、一般道で行くことに。一般道は日勝峠もしくは狩勝峠の二択。日勝峠に向かうと、峠の麓で警察官に制止され、「日勝峠は通行止めのため、狩勝峠経由で帯広に向かってください」ということで、狩勝峠に向かった。狩勝峠に向かうにつれ、雨と風が徐々に強い状況に。40キロほど走り、狩勝峠手前の南富良野の道の駅にくると、停車中の車が列をなしている。列に入り、しばらく車内で待機していると、警察官から土砂崩れのため、狩勝峠は通行止めだと知らされる。警察官からは「通行止めが解除されるまで、ここで待機するか、現在通行止めの別のルートの解除を待つとかしてください」との一言。
とりあえず、南富良野の道の駅に車をとめ、トイレタイム。土砂降りの雨のなか、トイレに駆け込むがもはや路面はなかなかの深さのある水たまりができていて、靴をたっぷり濡らした。トイレを済ませて、車に戻り、今後の予定を思索していると、車を揺らすほどの強風が吹いたと同時に周囲の街灯が消えた。停電だと思った。付近一帯が真っ暗だった。南富良野は台風の影響をもろに受けていた。その酷さを知ったのは、翌日のことだったが。
通行止めの解除も叶わなさそうだったので、相談などの上、今回の帯広での仕事は延期し、明後日金曜日に帯広に出張することになった。その頃には、高速などが開通されていればよいのだが。
