noshi’s diary

ゲームの事、映画やドラマ、思いついた事、プログラミングの事、雑記的なことを書いています

映画 ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

dragontatoo.jpg 映画ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女を観ました。 本作品は全世界で6500万部を売り上げたベストセラー小説を映画化されたこともあり、かなり絶賛された作品です。スウェーデンでつくられた映画で、もちろん言葉もスウェーデン語です。 この作品はもともと3部作からなる小説を映画化したものです。 話は、探偵のような推理力を持つ一記者と天才ハッカーがあることがきっかけで知り合い、スウェーデンの小さな町で起きたある富豪一家の娘の失踪事件を解決するというサスペンスもの。ドラゴン・タトゥーというタイトルからはサスペンスものであることは予想だにできません。 原作を読んでいないので、なぜこの映画がヒットしたのかよく分かりませんが、犯人が最後の最後まで予想がつかず、頭をフル回転させて見入ってしまいました。 ところで、サスペンス小説を映画化した場合、邦画、洋画問わず、事件を解決する者、犯人、被害者たちの因果関係、生まれ育った環境などについて詳しく描かれることがなく、また事件解決に至るプロセスが簡素化されることがあります。これがアンチストを生む原因にもなります。 この例によってか、やはり本作においても賛否両論があり、批評する側の意見ではやはりこうした部分について疑問視する声があるのも事実です。かくいう私も原作を読んだ映画を見る場合、マイナス評価を下すことがけっこうあります。 逆に原作を観ずに映画から入る方もいます。映画から入った人も、それがきっかけで原作を読むことになるかもしれません。 原作を読んだ人が映画を観ても感動できる作品、映画を観てから原作を読んでもやっぱり感動できる作品。 そんな作品にもっと出会いたいものです。