はいどうもー
今回はブロックベンチで爆発するニワトリの作り方をご紹介します。
作り方についてはマイクロソフトの下記サイトを参考しました。
英語のサイトを翻訳しながら試行錯誤したところもあったので自己流的なところもあるかと思います。
モブのコンセプト
- 名前
名前は爆発するチキンということで、bombchiki(ボムチキ)ですw
- 能力
近づくと爆発するクリーパーの能力を付けます。爆発するタイミングはクリーパーと一緒です。なお、倒すと火薬をドロップします。
ついでにニワトリと同様、プレイヤーが小麦の種、カボチャの種、ビートルートの種、スイカの種を手にすると、引きつけることができる仕様を追加しておきます。子供を産ませる仕様は入れません。爆発したら子供もろとも死んでしまうのでw
用意するもの
ブロックベンチとリソースパック、ビヘイビアパックをダウンロードします。
ブロックベンチはPCにインストールしておいたほうが使い勝手がいいと思います。ブラウザ上で操作できる「OPEN WEB APP」でもできます。
今回はマイクラ統合版が入っていないパソコンで、OPEN WEB APPで作ります。
あと、jsonファイルをいじるのでコードエディターが必要です。
今回は無料のコードエディタ「NotePad++」を使います。
作業の流れ
ブロックベンチのプラグイン「Minecraft Entity Wizard」を使いますので、インストールします。ブロックベンチのFileのタブからプラグインを選択して、同プラグインを検索すると出てきますので、インストールします。
ハチのアイコンの横の黄色のところをクリックします
Nameタブ
Nameというところにアドオンの名称を入れます。英語でbomb chikiとしました。ひらがなや漢字では試していません。
identfilterには「文字列:文字列」の形式で入力します。ここではmy:bombchikiとしました。画面下のNEXTをクリック。
Appearanceタブ
Appearanceで外観を決めます。ここではニワトリを選択して画面下のNEXTをクリック。
Behaviorタブ
ここでは上の外観で選んだモブに対して、動作(要素)を適用させたいモブを決めます。ニワトリにクリーパーの動作(要素)を追加したいので、クリーパーを選択しました。これで外見はニワトリであるにも関わらず、実態はクリーパーというモブが出来上がります。画面下のNEXTをクリック。
Spawn EGGタブ
スポーンエッグを決めます。スポーンエッグの色は自由に決めることができます。ここではそのままの色にしました。決めたら画面下のNEXTをクリック。
Exportタブ
マイクラがインストールされていないPCだと、赤い文字が表示されますが、そのままExport as MCAddonをクリックして画面下のExportボタンをクリックします。なお、パソコンにマイクラ統合版が入っていると、画面の見え方が少し違います。また一番下のPack iconはアドオンのアイコンです。自分の好きなアイコンにしておくと、マイクラでリソースパックとビヘイビアパックの選択画面で表示されます。
Exportすると、bombchiki.mcaddoonというファイルになりますので、それを適当なフォルダに保存します。
bombchiki.mcaddonnのファイルには、リソースファイルとビヘイビアファイルがセットで入っています。ビヘイビアファイルの中身をコードエディタで修正するので、一度、拡張子のmcaddonをzipに変更してzipファイルにします。
zipファイルにしたら、解凍します。解凍したら次のようなフォルダが出てきます。
bombchiki Behaviorフォルダを開くと、つぎのようなフォルダとファイルが出てきます。entitiesフォルダをクリックします。
bombchiki.behaviro.jsonというのがあるので、それをコードエディタで開きます。
上から5行目あたりが"minecraft:creeper"となっています。このファイルはビヘイビアつまりモブの行動に関する記述が書かれたファイルですから、実態はクリーパーになっているということになります。
続けて、ダウンロードしたバニラのビヘイビアパック(Vanilla_Behavior_Pack_1.18.10)のニワトリのビヘイビアファイルを開きます。
Vanilla_Behavior_Pack_1.18.10→entitiesと進むと次のようなファイル群があります。その中からchicken.jsonを探してコードエディタで開きます。
バニラのchicken.jsonファイルの"components":の160行目あたりに次のような記述があります。ここはニワトリを引きつけることができる種に関する記述です。この部分をコピーします。
上でコピーしたものを、bombchiki.behaviro.jsonファイルの"components":の一番下あたりに貼り付けます。のちほどインポートしたときに、うまくいかなったときに修正する必要があるので、わかりやすいところに貼り付けておくのがおすすめです。
貼り付けたら、bombchiki.behaviro.jsonファイルを保存して終了します。
bombchiki Behavior と bombchiki Resourcesのふたつのフォルダを選択。
zip圧縮します。
zipをmcaddonに修正します
あとは、mcaddonファイルを端末にインストールするだけです。
今回はiphoneにインストールしました。インポート後はリソースパックとビヘイビアパックで適用させます。最初に設定しなかったので、アイコンがデフォルトのハチになってしまっていますね💦
アドオンがひとつしかないから、今のところはパッと見つけられますが、多くなることが予想されるのでしたら、アイコンはオリジナルのものにしておいたほうがいいですね。
リソースパックとビヘイビアパックを導入したワールドを開くと、クリエイティブインベントリのスポーンエッグの中に追加されています。
実際に使ってみます。Spawn bomb chikikから、内なるクリーパーが潜んだニワトリが出てきました。
小麦の種を持つと、このように近寄ってきます。
で、サバイバルモードにすると・・・
はい、爆発してあの世に召されました。
死亡ログに「bomb chikiに吹き飛ばされました」と出ていますね(笑)
工夫次第で面白いモブが作れそうです。
ということで、今回はブロックベンチを使ったカスタムモブの作り方でした。
最後までありがとうございました。それではまた~。