今回は垂直方向にレッドストーン信号を送る方法を4つ紹介します。
それぞれメリット、デメリットもありますので、使いたい場面やシーンにあわせて活用・応用していただければと思います。
1.レッドストーンパウダータワー
これは古くからある手法ですね。ガラスをジグザグに設置して、レッドストーンの粉を設置することでレッドストーン信号を垂直方向に伸ばすことができます。
メリットは、コストが安くて作るのが簡単であることです。デメリットは、レッドストーン信号の強度15を超える高さに信号を伸ばしたい場合、工夫が必要であることです。一般的には下画像のように反復装置を強度15の限界前に設置して、信号を延長させることが多いです。
2.レッドストーントーチタワー
これも古典的な手法です。メリットは前述の1の方法よりも作成がラクであること、そして作成スペースの幅が1マスで済むことです。デメリットは、レッドストーントーチをおくたびに1ティックの遅延が入ることです。
正確な時間設計が伴う装置には不向きですが、単純にレッドストーン信号を送りたい場合にはよく使います。
3.観察者タワー
観察者と不透過ブロックとホッパーをひとつのユニットとして、それを連結させてレッドストーン信号を垂直方向に送る方法です。
入力はボタンorレバーのいずれかにすることができますが、レバーだと信号伝達に一貫性が無いことがあることから、ボタンがおすすめです。
メリットは省スペースで作成可能であることと、レッドストーンの粉やレッドストーントーチを設置できない水中でも作成可能であることです。
デメリットは少し遅延があることと、観察者とホッパーを使うため、コストが高い点です。あと、パルス信号であるため、これ単体だと信号の保持ができないことです。保持させるためにはなんらかの工夫が必要です。
ちなみにJavaエディションでは音ブロックを介して観察者(オブザーバー)で信号を出力することができますが、統合版ではそれができないため、ベルを使用して音ブロックの代用としています。
4.砂(砂利)タワー
砂や砂利などの重力の影響を受けるブロックを積み上げ、垂直方向に信号を送る方法です。砂や砂利の代用として、コンクリートパウダーも可能です。
レッドストーン信号を利用する部分、また信号を高い位置まで伸ばすために途中でピストンを設置する部分には、下画像のように反復装置とレッドストーントーチを使う必要があります。
メリットはあまり遅延がないことです。デメリットは高さに応じて反復装置とレッドストーントーチによるレッドストーン伝達部を作る必要があることです。あと、コストも少し高いです。
ピストンで砂が持ち上がると、レッドストーンを使った装置を動作するという一風変わった回路ですが、見た目が少し派手なのが結構好きです。
というわけで、垂直方向へレッドストーン信号を送る方法を4つ紹介しました。
今回紹介したものは、メリット・デメリットをご理解していただいた上で、レッドストーン信号を垂直方向に送りたいケースや場面に応じて使い分けていただければと思います。
今回は以上です。それではまた~。