noshi’s diary

ゲームの事、映画やドラマ、思いついた事、プログラミングの事、雑記的なことを書いています

映画「SHAZAM」 シャザムに見る某レンジャー作品との共通点

先日、SHAZAM(以降シャザムで記述)という映画をNetflixで観ました。


映画概要にコメディ、スーパーヒーローというキーワードに惹かれたのとスーパーマンバットマンのようなゴリゴリのスーパーヒーローとは毛並みがちょっと違いそうだなと思って本作品を観た次第です。

 

概要のとおり、重苦しいような雰囲気を感じず、子どもがスーパーパワーを持った大人に変身したり、外見が大人であっても中身が子どもということでコメディタッチな部分も描かれていて面白かったのですが、「シャザムってパワーレンジャーに似てね!?」というかわいくないことを思ってしまいました。

 

シャザムがパワーレンジャーに似ていると思ったのには大きな共通点があったからです。


1つ目は、パワーレンジャーにはロゴ部分に雷のようなマークが描かれていますが、これがシャザムのスーツの胸部分のデザインとそっくりな点。

 

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そして2つ目は、シャザムのファミリーの変身した絵面(えずら)です。

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どうですか?似ていると思いませんか(*‘∀‘)

 


年代的なものが気になったので、シャザムについてざっくりと調べました。

 

  • 1940年にウィズ・コミックスに、「キャプテン・マーベル」という作品に初登場。
  • 6人分のスーパーパワーを持った大人のスーパーヒーローに変身。
  • 当初の名前はキャプテン・マーベルだった。
  • メアリー・マーベル、キャプテン・マーベル・Jrという友人や家族も同じ能力を持ち、マーベル・ファミリーという仲間がいる。
  • スーパーマンの盗作とDCコミックスから訴えられ、1950年代に売り上げが落ち、ウィズ・コミックスは廃刊。
  • その後1970年代にDCが同作品の版権を取得。
  • マーベル・コミックがマーベルという名称を商標登録していたため、キャプテン・マーベルは使えず、漫画のタイトル及びヒーローの名称もシャザムになった。

 

このような背景を見ると、パワーレンジャーのような複数メンバーで構成されたスーパーヒーローよりもシャザムのほうが先だったように思えてしまいますが、いずれにせよ、いろいろな影響を受けて作られた作品はこの世に数多にありますので、あまり言及はしません。

 

それよりむしろ、本作は1940年代のコミックに登場したシャザムが現在にポップな形で復活したと考えたほうが夢があるでしょうね。