マイクラには現実世界と同じように時間の概念があります。例えば、朝、昼、夜といった時間。作物の成長に関わる時間といったようにです。
以下は時間の概念に関する簡略図ですが、今回は「ゲームティック」と「RSティック」に関して少し触れたいと思います。
「マイクラの1日の時間は現実世界の時間で20分」
そう、マイクラでは1日の時間は現実世界の20分です。その20分で朝、昼、夜と時間が流れていきます。ところで、その計算方法ですがこれまでしたことがなかったので、この機会にやってみようと思います。
マイクラの1ゲームティックは0.05秒です。
1日はゲームティックにすると、24000ティックです。
ちなみに1ティック更新されるたびにゲームの様々な部分がほんの少し進行します。例えば、Mob周辺の確認及び動作の更新、プレイヤーの状況による体力と空腹、などなど。
で計算式ですが、比例式をつかうとかんたんに答えを導き出せます。
1 : 0.05(秒) = 24000(tick) : X
X = 24000 ✕ 0.05
X = 1200(秒)
出た答えの1200秒を分に換算します。分に換算するときは60で割るだけです。
1200 ÷ 60(秒) = 20
答えは20分となります。
ちゃんと20分になる根拠があるんですね。
続いて、RS(レッドストーン)ティック。
個人的によく使うレッドストーンですが、RSティックを考慮する場面といえば、装置の中にレッドストーンたいまつ、リピーター(反復装置)、コンパレーターを組み込んだ場合でしょう。
というのもレッドストーン回路に使うアイテムの中で、レッドストーンたいまつやリピーター、コンパレーターを介すだけで遅延が入るからです。
1RSティックはゲームティックだと2ゲームティック分相当です。
先述のゲームティックの1ゲームティックは0.05秒ですから、1RSを時間で表すなら、0.05×2で0.1秒ということになります。
0.1秒はおそろしいほど短い時間ですが、適切に遅延を設定してあげないとうまく動作しない装置があります。
特にリピーターには遅延が0.1秒(1RSティック/2ゲームティック)から0.4秒(4RSティック/8ゲームティック)まであるので、回路が複雑になればなるほど遅延をよく考える必要があります。
チャンクティックとブロックティックについては別の機会にやるかもしれません。
ということで今回はマイクラの時間の概念「ゲームティック」と「RSティック」についてのお話でした。