本記事は統合版向けです。
マイクラには、実に多くのコマンドがあります。
コマンドはゲーム内環境の変更や設定の変更など、さまざまな側面を制御することができます。
個人的には、コマンドは以下のような場面で使うことがあります。
これらのことを効率的に行うためにはコマンドはもはや不可欠と言っても過言ではないかもしれません。大掛かりな建築はやってやれないことはありませんが、途方もなく時間と労力がかかります。
ということで、今回は基本的な便利なコマンドを紹介します。
コマンドはチートが有効で権限(OP)を持っていれば、使用可能です。ちなみにマルチでは、OP権限がないメンバーは使用できません。
tpコマンド
まずは、モブやプレイヤーなどのエンティティをテレポートするtpコマンドから紹介します。tpコマンドは、広い世界を冒険する際の時間と労力を節約することができます。
これにより、プレイヤーは自分自身や他の人を異なる場所に移動させることができます。tpコマンドの使用方法は次のとおりです。
座標へのテレポート:/tp [entity名] <x> <y> <z>
entityAをentityBへテレポート:/tp [entityA] <entityB>
例:/tp steve 100 64 100
スティーブという名前のプレイヤーを指定された座標(100,64,100)にテレポートする。
entityはplayerを含みます。
gamemodeコマンド
マイクラにはゲームモードが用意されています。このコマンドはゲームモードの切り替えを行うものです。
- サバイバルモード:/gamemode survival [player]
- クリエイティブモード:/gamemode creative [player]
- アドベンチャーモード:/gamemode adventure [player]
- 観戦モード:/gamemode spectator [player]
例)/gamemode creative steve
スティーブをクリエイティブモードにする。
コマンドの簡略もできます。自分自身のモードを変更するなら以下のような感じです。
- サバイバルモードは/gamemode s、もしくは/gamemode 0
- クリエイティブモードは/gamemode c、もしくは/gamemdode 1
- とアドベンチャーモードは/gamemode a、もしくは/gamemode 2
- 観戦モードはそのまま/gamemode spectator(もし簡略方法があったらpls tell me m(_ _)m)
特定のプレイヤーのゲームモードを変更したい場合は、playerのところにゲーマタグを入れればOKです。
timeコマンド
ゲーム内の時間変更は、特定の瞬間やイベントを体験したいときに便利です。timeコマンドはワールド時間設定、追加、または照会できます。
コマンドの使用方法は次のとおりです。
- 時間の設定: /time set <値>
- 時間の設定: /time add <値>
- 時間の設定: /time query <daytime|gametime|day>
例)/time set day
time set の後の値は数値もしくは文字列です。わかりやすいのは文字列です。
文字列は以下でそれぞれ1日のゲームティック数に応じます。sunset,sunriseは統合版限定で指定できます。
- day = 1,000
- night = 13,000
- noon = 6,000
- midnight = 18,000
- sunrise = 23,000
- sunset = 12,000
time queryの後の値は以下3つの中から指定します。
daytime・・・夜明けからのゲームティック数
gametime・・・ゲームティックのワールドの年齢
day・・・ 経過日数
※queryは経過日数を参照できます。
~ちょこっと豆知識~
1ゲームティック=0.05秒
20ゲームティックの秒数:20×0.05 = 1秒
マイクラの1日のゲームティック数:20分 x 60秒/分 x 20ティック/秒 = 24,000
/timeコマンドはゲームティックの概念があるため、少し難しいです💦
ざっくりと昼、夜に変更したいというのであれば、
/time set day,/time set night
の2つを覚えればいいです。
summonコマンド
summonコマンドはモブやエンティティを召喚する(呼び出す)ことができます。
統合版ではバイオーム依存でしか呼び出せないモブ(白キツネだけ?)もいますが、それを除けばすべてのモブを呼び出すことが出来ます。コマンドは次のように使います。
/summon <エンティティ> [座標:x y z] [y軸回転] [x軸回転] [spawnEvent][nametag]
例) /summon axolotl ~~~ ~~ minecraft:entity_born aoupa
青ウパという名前のウーパールーパーを召喚
summonコマンドは、spawnEvent(どのような状態でスポーンさせるか)や名前を指定する場合、y軸回転,x軸回転の値まで指定しないとエラーになります。単純に、なんらかのモブを呼び出すのであれば、/summon ●● とすればOKです。
effectコマンド
effectコマンドは、自分自身や他プレイヤーにステータス効果を与えることができます。エフェクトの効果には、バフ、デバフ、その他特殊能力を含みます。バフ(buff) デバフ(debuff)は簡単に言うと、能力アップと能力ダウンの意味です。
effectコマンドは次のように使います。
- エフェクトを与える:/effect give <player><effect>[持続時間][強さ][true/false]
- エフェクトのクリア:/effect clear <player>[effect]
例) /effect give steve nightvision 60 1 true
スティーブに暗視の効果を60秒の強さ1でパーティクル無しで与える。パーティクルの有無はtrueが無しで、falseが有りです。
weatherコマンド
weatherコマンドは、ゲーム内の天候を制御できます。使い所としては、ホラーアドベンチャーマップで特定の雰囲気を設定したり、夜にしてモブのスポーン状況を確認したりするときに使うことが多いです。
コマンドの使用方法は次のとおりです。
/weather <type> [duration]
typeは以下3つを指定できます
- rain
- thunder
- query
例)/weather rain 600
天気を10分間(600秒)
durationは秒数。ゲームティックでは指定しません。
引数のqueryは現在の天候状態を参照できます。
difficultyコマンド
difficultyコマンドは、その名の通り、難易度を設定するコマンドです。
アドベンチャーモードでは、コマンドブロックにあらかじめコマンドを設定しておいて、プレイヤーの好みに合わせて難易度を切り替えるなんてときに使うことがあります。
difficultyコマンドの使い方は次のとおりです。
- peacefulモード:/difficulty peaceful
- peacefulモード:/difficulty easy
- peacefulモード:/difficulty normal
- peacefulモード:/difficulty hard
例 /difficulty peaceful
ゲームの難易度をピースフルにする。
コマンドは遊び方の幅を変えたり、新たな楽しみを提供するものです。コマンドを覚えると、作業が楽になる面もあります。
よかったら参考にしてみてください。
それではまた~。