noshi’s diary

ゲームの事、映画やドラマ、思いついた事、プログラミングの事、雑記的なことを書いています

猛毒ウイルスに核ミサイルで人類ほぼ終わる映画「復活の日」

先日、1980年公開の映画「復活の日」を観ました。


この作品は日本で製作されたもので、アメリカや南極でロケが行われたSF大作映画と言われています。

 

この映画の内容を一言で言うと、

 

「致死性の高い猛毒ウイルスにより全人類ほぼ全滅」

 

生き残った人はわずかにいますが、数百人程度。


日本人が数名、アメリカ人が数名、ロシア人が数名、その他数か国が数名といった感じです。

 

SF物とはいえ、日々増え続ける感染者の死、医療崩壊、経済破綻がリアルに描かれており、わずかではありますが、今の状況を彷彿するもので、当時の米ソ対立状況を背景に核の脅威も盛り込まれ核の脅威についても警鐘を鳴らしているという意味でかなりセンセーショナルな内容でした。

 

しかしまぁ30年前も前にウイルス感染症をテーマにした、こんなにもリアルティのある映画が製作されていたことに驚きました。


映画の時間は150分ぐらいでちょっと長めでしたが、内容が濃いだけではなく展開も早かったので、あっという間でした。ウイルスと核ミサイル発射という悲惨な出来事が起こりますが、核ミサイル発射の件(くだり)はあるかもしれないなと本気で思わせられてしまうのがすごい。

 

映像(画質)は若干古く感じますが、序盤から終盤にかけて復活の日が来ることなんてとても想像できないストーリーでした。

 

たしかに最後の最後に復活の日が来ることを示唆するかのようなラストシーンは感動しましたが、そこに至るまでの多くの犠牲を考えると、ちょっと複雑な気分になってしまいました。

 

この映画で人々が感染拡大防止にやっていることを少しでも学べたらと思って見ていましたが、猛毒ウイルスの前には手も足も出ず、ワクチン無しにはなすすべありませんでした。。。これが現実なのかもしれんですね(´;ω;`)ウッ…